こんにちは。
言わずもがなですが、健康診断は定期的に受けたほうがいいです。
健康であることを当たり前と思わずに、面倒と思わずに検診を受けましょう。
しかし、検診の必要性は誰もが分かっていたとしても、「いつ何を受けるか」という教育が足りていないことを実感しています。
教育的指導までしてくれるお医者さんは稀です。
検診を受け終わったときに医者から「何も問題ありませんでしたよ、よかったですね」と言われたら、それで話を終わりにしてはダメです。
問題があったにせよなかったにせよ、「次はいつ受けたらいいですか?」と聞かなければなりません。
医者のほうから気を利かせて、次回受けるタイミングを教えてくれることはまずありません。
教えてくれないことがほとんどです。
医者は、数年先の患者の未来までは気にしていません。
目の前の事象を見るだけ。
「今回問題なかった。よかったね」で終わり。
ですので、患者の方から「次回受けるタイミングを確認すること」。
これは必須です。
私は幸運にも、教育してくださる主治医に出会えたのでラッキーでした。
教えていただいたことをここでシェアしたいと思います。
胃カメラ検査
胃カメラ検査は2年に1回です。
お医者様によっては「3年に1回」とおっしゃるかもしれませんが、私の主治医によると「3年は長いよ、2年に1回が無難」とのことでした。
胃の検査は、会社の健康診断で受けることはおすすめしません。
胃カメラ検査は、医師の上手下手に左右されます。
会社の検診で上手な医師に当たるとは限りませんので、自腹でも上手なところに行く方が無難です。
主治医に上手い病院や医師を紹介していただきましょう。
バリウム検査は体がツライですし、何かで引っかかったら結局は胃カメラ検査を受けることになるので、最初から胃カメラ検査を受けたほうがいいです。
今は、胃カメラ検査も鎮静剤を打ってくれるところが主流で、眠っている間に検査が狩猟しているので、体の負担も少なく、楽です。
大腸検査
まず会社の健康診断か、国民健康保険の加入者は自治体の無料健康診断で便の検査を受けましょう。
キットをもらって、採取するだけの簡単な検査です。
便の検査は1年に1回ですが、大腸カメラ検査は3年に1回です。
お医者様によっては「3~5年に1回」とおっしゃるかもしれませんが、私の主治医によると「5年は長い。2年に1回が無難」とのことでした。
大腸の検査は、会社の健康診断で受けることはおすすめしません。
大腸カメラ検査は、医師の上手下手に左右されます。
会社の検診で上手な医師に当たるとは限りませんので、自腹でも上手なところに行く方が無難です。
主治医に上手い病院や医師を紹介していただきましょう。
下剤を飲んでお腹を空っぽにする工程はキツイものがありますが、検査自体は楽です。
今は、大腸カメラ検査も鎮静剤を打ってくれるところが主流ですので、眠っている間に検査が終わっていて、体の負担も少ないです。
婦人科(乳がん・子宮・卵巣)検診
子宮・卵巣の検診は1年に1回、乳がん検診は2年に1回です。
子宮・卵巣の検診は、会社の健康診断に有料オプションで付ける方法もあります。
しかし、国保加入と関係なく自治体から無料チケットが届いているところが多いと思いますので、まずは自治体で無料でできるかどうかを確認しましょう。
乳がん検診には、超音波とマンモグラフィー(マンモ)の2種類の検査がありますが、これについても、国保加入と関係なく自治体から無料チケットが届いているところが多いと思いますので、まずは自治体で無料でできるかどうかを確認しましょう。
マンモは、技師の上手い下手が分かれます。
下手な人に当たると「肩が入ったからもう1回撮らせてください」とか簡単に言ってくることもあります。
そういう技師は「失敗したら撮り直せばいいや」と簡単に考えています。
しかし、マンモの線量は高く、胸部X線検査の線量の比ではありません。
撮り直すような下手な技師に、自分の体を預けてはいけません。
絶対に1回でしっかりと撮ってくれる上手な技師がいるところで撮らなければいけません。
無料チケットと同封されている書類に、どこの病院で受信できるか書いてあるリストがあると思います。
それを持って、主治医に相談して、上手な病院を紹介してもらってください。
肺のケミカルCT検査
肺のケミカルCT検査は、私の主治医によれば3年に1回程度とのことでした。
しかし、その人の状況に寄るかもしれませんので、主治医に相談してみてください。
肺のケミカルCT検査は、線量が高いです。
ドームのような筒の中に入って、写真を撮られます。
「息を止めて」「楽にして」などの指示がありますが、その間、決してゲホゲホ咳込んではいけません。
肺が揺れると正確な写真が撮れないからです。
もし正確に撮れなかった場合、結果が出ないということになりますので、無駄に線量だけ浴びることになります。
気を付けましょう。
自治体の無料検診を利用しよう
身長・体重・血液・心電図・血圧・視力・聴力は、1年に1回受けましょう。
国民健康保険を払っている人ならば、1年に1回、自治体から無料検診のお知らせが届いているはずですので、それを利用しましょう。
知ってか知らずか、意外とこれを利用していない方が多くてビックリします。
主婦の方は無料で受けられるのですよ。
自腹で払う必要なく検査を受けられます。
以上、ご参考になさってください。