こんにちは。
映画「鬼平犯科帳・血闘」を公開初日の5月10日に観に行ってきました。
今回の映画は、旧鬼平犯科帳(主演:中村吉右衛門、TV版)の「血闘」と「兇賊」が合わさった形で構成されています。
Contents
キャスト・配役
長谷川平蔵 | 松本幸四郎 |
長谷川鐵三郎(若き日の鬼平) | 市川染五郎 |
久栄 | 仙道敦子 |
おまさ | 中村ゆり |
相模の彦十 | 火野正平 |
佐嶋忠介 | 本宮泰風 |
木村忠吾 | 浅利陽介 |
酒井祐助 | 山田純大 |
沢田小平次 | 久保田悠来 |
小野十蔵 | 柄本時生 |
三次郎 | 松元ヒロ |
おたね | 中島多羅 |
おりん | 志田未来 |
おろく | 松本穂香 |
網切の甚五郎 | 北村有起哉 |
京極備前守高久 | 中井貴一 |
鷺原の九平 | 柄本明 |
あらすじ
若き日の長谷川平蔵(演:松本幸四郎)は、ある居酒屋で世話になったおまさ(演:中村ゆり)から密偵になりたいと言われる。
平蔵はその申し出を断るが、おまさは平蔵が芋酒や「加賀や」の主人であり、盗賊の顔も持つ鷺原の九平(演:柄本明)を探していることを知り、自分で調査を始める。
九平を追う中で、おまさは凶賊・網切の甚五郎(演:北村有起哉)の陰謀について知る。
おまさは見事に網切一味に紛れ込むが、そこで窮地に立たされる。
旧鬼平のキャスト・配役
旧鬼平犯科帳(TV版)では、以下のようなキャスティングとなっています。
長谷川平蔵 | 中村吉右衛門 |
久栄 | 多岐川裕美 |
おまさ | 梶芽衣子 |
相模の彦十 | 江戸家猫八 |
佐嶋忠介 | 高橋悦史 |
木村忠吾 | 尾身としのり |
酒井祐助 | 篠田三郎(第1シリーズ)→柴俊夫(第2シリーズ第2話から登場)→勝野洋(第3シリーズ〜) |
沢田小平次 | 真田健一郎 |
小野十蔵 | 柄本明 |
三次郎 | 藤巻潤 |
おたね | |
おりん | 若村麻由美 |
おろく | 山田五十鈴 |
網切の甚五郎 | 青木義朗 |
京極備前守高久 | 仲谷昇(第1シリーズ〜第8シリーズ) |
鷺原の九平 | 米倉斉加年 |
感想
全体的にキャスティングがピッタリだったので、とてもすんなりと見ることができました。
おまさ(中村ゆりさん)
中村ゆりさんが透明感がありすぎて、はかなげな印象だったので、配役を聞いたときには大丈夫かなと思いましたが、しっかり「おまさ」でした。
過去を背負っている憂いも、素晴らしかったです。
おりん(志田未来さん)
「女王の教室」の子役のイメージしかなかったので、時代劇をするとどんな感じになるのかなと思っていましたが、夜鷹の哀愁、擦れた感じ、素晴らしかったです。
かわいそうな女性の人生を演じきって、お見事としか言いようがありません。
網切の甚五郎(北村有起哉さん)
おクズ中のおクズ、ザ・外道の役。
ギラギラした感じや残忍な感じが素晴らしい。
特に、最期、グチャっと死ぬところ、プロフェッショナルさを感じました。
鬼平:長谷川平蔵(松本幸四郎さん)
身のこなしはさすが歌舞伎役者。素敵。
優しさあふれる鬼平は良いけれど、迫力不足。
↓の動画にもあるように、刀を振るうと泣き顔になる。
鬼平の「鬼」の形相、迫力とは程遠い。
吉右衛門さんにはしっかりと鬼平の「鬼」の部分を感じていたので、そこだけが残念。
メイキング映像をどうぞ♡