こんにちは。
デザイナーズマンションって、住み心地はどうなのかしら?
デザイナーズマンションはやめとくべき?
先日、Googleで検索していたら「デザイナーズマンション やめとけ」と単語が出てきました。
実際はどうなのでしょう? デザイナーズマンションはやめとくべき?
やめるほどのデメリットがあるのでしょうか。
住み心地を検証してみました。
Contents
デザイナーズマンションの住み心地の実際
実際、デザイナーズマンションって、住み心地はどうなのでしょうね?
デザインはステキでも、毎日の生活が不便だと困りますよね。
デザイナーズマンションは一般的な間取りではないからこそ、特有の住み心地があります。
内覧に行ったら「実際に住んでみたらどうだろう」という観点から判断することが大切です。
「おしゃれだな~」とうっとり夢見心地になるばかりでは、大事なことを見落としてしまいますよ。
デザイナーズマンションのメリット・デメリットをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
デザイナーズマンションのメリット・デメリット
「デザイナーズマンション=おしゃれ」というイメージが先行していて、ほかのメリットは何かと聞かれても、意外と思いつかないのではないでしょうか。
ここで、デザイナーズマンションの隠れたメリットはどこにあるのか見ていきましょう。
デザイナーズマンションのメリットは?
メリット1, インテリアにこだわることができる
室内がとにかくおしゃれなので一般的な部屋では浮いてしまうような家具もマッチします。
個性的な間取りならではの空間に、自分の好きなアイテムを並べて、唯一無二の部屋づくりができます。
メリット2, とりあえず人に自慢できる
デザイナーズマンションといえば、誰もがイメージするでしょう。
コンクリート打ちっ放し、らせん階段、ガラス張りのバスルーム、など、建築家やデザイナーがコンセプトに沿って設計をした空間が浮かびますね。
そのため、住まい全体がおしゃれにデザインされており、人を招いたときの反応が楽しめるのも魅力です。
メリット3, センスがなくてもおしゃれに仕上がる
そもそもプロが演出してくれた空間です。そのため「どうやっておしゃれにしよう……」と悩む必要がありません。
普通に家具を配置するだけで、簡単に平均点以上の部屋になるのもデザイナーズマンションならではです。
センスに自信のない人でも、上質で洗練された部屋に仕上げられます。
メリット4, 防音性・遮音性に優れている
コンクリート打ちっ放しになっている室内は、デメリットもありますが、メリットもあります。
メリットは防音性に優れていることです。
話し声や生活音はもちろん、前の道路を走る車の音も、そう簡単には響きません。
音大生や楽器を趣味にしている方にも最適です。
メリット5, 住人の属性が比較的良い
デザイナーズ物件ということもあり、問題を起こしがちな「困った人」は少ないようです。
社会的にもそれなりのポジションについて、収入も高い人が多いので、一般的な物件に比べると騒音トラブルなどが少ないようです。
メリット6, 開放的な空間で生活できる
余計なものを排除しているデザイナーズマンションでは、おしゃれなだけでなく、広々としたリビングや、高い天井など、開放的な空間も魅力です。
普通のマンションでは体験できない、特別な日常を送ることができます。
デザイナーズマンションのデメリットは?
メリットがあるということは、当然、デメリットもあります。
デザイナーズマンションならではのデメリットについてもあげておきます。
デメリット1, 家賃相場が高い
デザイナーズという言葉からもわかるように、プロのデザイナーや建築家がデザインしているので、デザイン面でそれなりのコストがかかっています。
その分、一般的な物件よりもどうしても家賃が高くつきます。
物件にもよりますが、家賃は相場の約1.3~1.5倍くらいになるようです。
一人暮らしでは家賃を払うのがむずかしいという場合には、ルームシェアや同棲などを検討してみるのも策のひとつです。
デメリット2, 物件数が少ない
一般的な物件と違って、圧倒的に数が少ないのがデザイナーズマンションです。
住みたいと考えているエリアに、そもそもデザイナーズマンションがなかったということも多くなります。
デメリット3, 夏は暑く、冬は寒い
コンクリート打ちっ放しの場合、熱が伝わりやすくなってしまいます。
夏の暑さと、冬の寒さには対策が必要です。
デメリット4, 生活動線が悪い
おしゃれ度は満点でも、生活動線が悪い物件も多いようです。
キッチンがトイレの横にあるなど、日常の生活では少し不便に感じる間取りになっていることもあります。
デメリット5, ベランダがない
おしゃれがゆえ、景観を維持するためにベランダがない物件も多くあります。
ベランダが付いていても、洗濯物を干してはいけないという規則がある物件もあります。
浴室乾燥機がついているのか、部屋干しをするスペースがあるのか、などの確認が必須となるでしょう。
デメリット6, トイレと洗面台が一緒
「バス・トイレ別」の物件を希望する人は多いですが、トイレとお風呂が一緒なわけではなく、トイレと洗面台が同じ空間にある物件も多く存在します。
そのうえ洗濯機まで同じ場所にあることも多いので、互いの嫌な臭いが付いてしまうこともあります。
また、友だちが遊びに来たときには色々と見られたくないところまで見られてしまい、不便を感じます。
デメリット7, カーテンなどの家具が規格外
デザイナーズだけに、一般的なマンションの一般的な規格と違うので、カーテンもオーダーしなければならならず、金銭的に高くつきます。
また、クローゼットに入れたいボックスやチェストなども量販店で売っている商品と寸法が合わず、サイズがピッタリの物を探すのに苦労します。
デザイナーズマンションは一概に住みにくいわけではない
おしゃれだから多少住みにくくても仕方がない、住みにくさは我慢すればよい、と思っていらっしゃる方も多いかもしれません。
しかし、決して、デザイナーズマンションが一概に住みにくいというわけではありません。
デザイナーズマンションの物件は、それぞれの部屋がコンセプトを持っています。それが特徴となっています。
そのため、大事なポイントは、部屋のコンセプトが自分の趣味や嗜好に合っているのかが大事であり、それが住み心地を決める結果になります。
最近では、生活する上での利便性や機能性を意識したデザイナーズマンションの物件も増えています。
自分に合った快適でおしゃれな空間を見つけ、自分だけのこだわりライフを手に入れてみてはいかがでしょうか。